サウジアラビアのリヤドで開催されたASEAN・湾岸協力会議サミット中にカンボジアのフン・マネット首相とベトナムのファム・ミン・チン首相は、プノンペンからバベット、およびバベットからホーチミン市まで高速道路を接続するという課題について話し合いました。
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6月7日、カンボジア王国政府と中国道路橋梁公社(CRBC)の間で官民パートナーシップ契約が締結され、カンボジア第2の高速道路プロジェクトであるプノンペン-バベット高速道路(総額14億ドル)の建設が開始されました。
この高速道路とベトナムのホーチミンまでの高速道路を接続するに当たって、国境に設置する管理センター用の土地購入や管理施設の建設、国民が両国の国境を越える手続きを簡素化するためのシステム導入など課題を特定することが急務であるとされています。
プノンペン-バベット高速道路は、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマーの5カ国と中国を含む大メコン圏(GMS)において重要な道路になります。
特に物流に大きく影響することからもしっかりと整備してもらいたいですね!!
また、現在だとプノンペンからホーチミンまではバスで片道6時間ほどかかりますが、この高速道路が完成することで移動の時間が大幅に短縮され、旅行者の移動も増えて大きな経済効果を生みそうです。
プノンペンから日帰りでホーチミンまで遊びに行くことができて、さらに近い将来クロスボーダーQR決済によって購買のハードルも下がるとなると、今後の両国間の関係に注目ですね!!
それではまた!!