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【カンボジア経済】預金残高が微増、米ドル比率は約87%で自国通貨建てが拡大

解説記事
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カンボジアの銀行など預金取扱金融機関における預金残高は、2026年8月末時点で約631億5,000万ドルとなりました。前年同月比の増加率は0.21%にとどまった一方、カンボジアの自国通貨リエル建て預金は15%を超える伸びを記録しました。外貨預金が依然として全体の大半を占めるなか、預金構成に変化が表れています。

■ 発表の概要

カンボジア国立銀行(NBC)の統計によると、2026年8月末の預金残高は252兆5,900億リエル相当で、米ドル換算では約631億5,000万ドルとなりました。前年同月比では0.21%増と、全体の伸びは小幅にとどまりました。

一方、リエル建て預金は33兆2,000億リエルとなり、前年同月比15.84%増加しました。これに対し、外貨建て預金は219兆3,900億リエル相当で、前年同月比1.79%減少しています。

預金全体に占めるリエル建ての割合は13.1%となり、前年同月の11.4%から上昇しました。ただし、外貨建て預金は全体の86.9%を占めており、依然として圧倒的な比率となっています。

■ 背景

カンボジアでは、米ドルが日常の決済や企業活動、金融取引などで広く利用されてきました。そのため、銀行預金でも外貨建てが中心となる状況が続いています。

一方、リエル建て預金の増加は、自国通貨を利用する動きが広がっていることを示すデータの一つです。特に、リエル建ての普通預金や貯蓄預金なども増加しており、預金の通貨構成に変化が見られます。

ただし、預金残高の増減だけで、国内全体の通貨選好や金融環境の変化を断定することはできません。預金の種類や利用目的、金利なども含めて動向を把握する必要があります。

■ 今後の見通し

今後は、リエル建て預金の増加が継続するかに加え、外貨預金の動きが金融市場や銀行の資金調達にどのような影響を与えるかが注目されます。

自国通貨の利用拡大は、国内決済におけるリエルの役割を高める可能性があります。一方、外貨建て預金が依然として大半を占める状況は、カンボジア経済におけるドル依存の根強さも示しています。今後の預金構成や金融政策の動向が焦点となりそうです。

それではまた!!

※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/502041912/cambodia-deposits-reach-63b-by-august-up-0-21/

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