カンボジア政府が固定資産税の徴収を簡素化するアプリを間も無くリリースするとクメールタイムズが報じました。
政府は現在、税務上の関連する情報とデータを政府機関から税務当局に提供する法律を制定するための調査を行なっています。
また、このアプリは不動産の売買の記録、固定資産税の支払い履歴、未送金や累積納税義務の追跡などの不動産データも管理するとのことです。納税者はアプリで自分の固定資産情報を更新することもできます。
固定資産税の支払いに関してはアプリで完結し、電子領収書も発行されるのでとても便利になりますね!!
ちなみに税務総局(GDT)のKong Vibol局長曰く、アプリはすでに開発されていてリリース前の税務署員へ向けた包括的なトレーニングも完了しています。
つまりリリース目前なのです!!
不動産に対するさまざまなカテゴリーの税金の中で、土地、住宅、その他の建物に対する固定資産税の経常税は、フィリピン(79%)のすべての固定資産税の中で最大の収入シェアを持ち、タイ(51%)がそれに続きます。対照的に、カンボジアとベトナムでは、固定資産税への依存度がはるかに低くなっています。
引用元:「App for property tax on the way but no increases, says government」
翻訳:Google翻訳
上記にあるようにカンボジアは固定資産税への依存度は高くありません。
一方で、発展途上国において固定資産税というものは経済成長に欠かせないものであり、最良の課税形態であると見なされているのが事実です。
現時点というポイントだけで見ると、アプリ導入により徴税や最近話題になっているキャピタルゲイン勢の導入は一部の投資家にとってはデメリットになるかもしれません。
しかし、長期的に見ると徴税によってカンボジアの経済成長が促進されることによる恩恵の方が大きなメリットだと思います!!
急成長中のカンボジアは新しいことに対してとても寛容です。
それゆえに変化に取り残されないように常にアンテナをはってこのブログで情報共有していこうと思うので、ブックマークしておいていただけると嬉しいです!!笑
それではまた!!