カンボジアの不動産市場は2021年7月に不動産のオンライン検索が急増し、その後割引や柔軟な支払い条件を提供しているプロジェクトへの問い合わせが急増したことで一瞬の回復を遂げています。
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一瞬の回復をしたとはいえ、新規開発物件の販売価格はパンデミック前の数値をはるかに下回っている状態が続いています。
この状況のおかげで、個人的にはカンボジア不動産は健全な状態になったなと感じています。
開発業社によるローカル市場へのターゲットシフトにより、地元の購入希望者に受け入れられる支払い条件を提供することが必要となりました。
そこで現実的な支払いプランを顧客に提供するために地元の銀行と開発業社が提携することで対応し始めています。
内需が活発になると不動産市場は盛り上がります。
その内需を活性化させるためには住宅ローンの整備が必要なので、カンボジアにとってこのような流れはとても良い傾向なのではないでしょうか!!
クメールタイムズが、2021年7月のプノンペンのコンドミニアムの市場価格の中央値を発表していたので共有します。
また、プノンペンのコンドミニアム賃貸市場はパンデミック市場内で概ね安定しています。
2021年6月賃貸アパートの寝室別価格動向:
1ベッドルームアパートの月額家賃:600米ドル(6月から変更なし)
2ベッドルームアパートの月額家賃:1,000米ドル(6月から変更なし)
3ベッドルームアパートの月額家賃:1,800米ドル(6月から変更なし)
以下の記事で2021年6月のプノンペンのコンドミニアムの市場価格の中央値を掲載していますが、7月は若干の下落という感じです。
当分は、このまま横ばいが続いていきそうですね。
それではまた!!