カンボジア国立銀行(NBC)とラオス人民民主共和国銀行は、現在増加している国境を越えた送金に関して、NBCの Chea Chanto 総裁とラオス銀行の Bounleua Sinaxayvoravong 総裁は中央銀行間の協力を促進する覚書に署名しました。
この協力は両国間の国際送金においてブロックチェーン技術を用いることで、簡単、迅速、低コスト、安全に行い、特にビジネスマン、投資家、観光客、労働者に、両国間の経済、観光、貿易活動を促進しするための金融サービスの提供を目的としています。
2つの中央銀行は、スポンサー銀行(決済銀行)としてアクレダ銀行(Acleda Bank Plc)を選択し、アクレダ銀行は両国間の国境を越えた支払いと送金システムの開発を依頼されました。
アクレダ銀行が選ばれた理由としては、カンボジアとタイの両国間のクロスペイメントシステムをすでに開発しているためとのことです。
また、アクレダ銀行は現在国内に約40の銀行・金融機関が加盟するカンボジアのBakong(バコン)と、約30の銀行・金融機関が加盟するラオスのラップネットを結び、二国間システムを構築すると発表しています。
ちなみに、アクレダ銀行はカンボジアとベトナム間の国境を越えた支払いのためのQRコードも開発する予定です。
これが実現すれば、現時点で接続されているタイとマレーシアに加えてラオス、ベトナムでも国際送金、決済がBakong(バコン)を通じて行えるようになるということですね!!
まさに革命です!!
アクレダ銀行には中央銀行のチームと協力してきた社内のエンジニアリングチームがあり、公共の利益のためにデジタル決済システムを開発しています。
現時点では、アクレダ銀行のモバイルアプリを利用することで近隣諸国とQRコード決済、送金が可能になりますので、口座開設しておくのも良いかもしれません!!
それではまた!!