フン・セン首相は、カンボジアでは自国通貨と外貨の為替レートが安定しており、事業主は従業員または労働者に賃金を支払うため米ドルをリエルに両替する必要がないため、国内の工場労働者を含む国民が稼いだ現金の購買力が強い状態に保たれていると述べた。
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カンボジアでは米ドルと自国通貨であるリエルが流通しており、普段の買い物で両通貨が利用可能になります。
政府は工場や企業のオーナーに対し労働者に外貨で賃金を支払う余地を与えているため、労働者にとっては為替レートによる賃金の損失はないものの、為替レートの安定により自国通貨でも安心して物が買える状態であることが強い購買力に繋がっています。
また、物価の安定も購買力に繋がります。
カンボジア国立銀行(NBC)が先月末発表した2023年1月の経済金融統計速報によると、消費者物価指数(CPIインフレ)のインフレ率は、2022年下半期と2023年1月の間、若干上昇したことが示された。
また、前年比ベースで2022年12月の2.9%から今年1月には3%に上昇したとのことです。
NBCの為替政策は、物価の安定を達成することを目的としたNBCの金融政策における重要なツールの1つです。
管理変動相場制の実施を継続し、カンボジアの中央銀行および通貨当局であるNBCは、決定された目標に従って為替レートを維持するために外国為替市場に介入しています。
管理変動相場制度を簡単に解説すると、NBCが基準となる中間レートと一日当たりの変動幅を決めて、その変動幅を超えた場合にはNBCが為替市場に介入して調整するといった感じでしょうか。
国内の強い購買力が保たれているのはとても良いことですね!!
カンボジアが成長していく波に乗らせていただきたいものです!!
それではまた!!