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【カンボジア経済】国債で未来を築く!!公共投資の財源確保と債券市場の整備

ニュース速報
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カンボジア経済財務省(MEF)の最新発表によると、カンボジア政府(RGC)は2025年の第1四半期に国債を発行し、国内投資家から約2,850万ドルを調達しました。
これは年間目標である1億2,500万ドルのうち、すでに約22.4%に達しています。
調達資金は、インフラ整備など経済の生産性向上に寄与する公共投資プロジェクトに充てられます。


カンボジア政府は2022年9月に国債発行を開始し、歳入拡大と対外債務依存の軽減を目指しています。
国債はカンボジア国立銀行のオークションプラットフォームで販売され、主に銀行や保険会社といった機関投資家が購入しています。
投資家には利子にかかる源泉徴収税の50%軽減や、キャピタルゲインへの3年間の免税などの優遇措置があります。


一方、民間企業による社債発行は3億6,800万ドルを超えており、政府の国債発行による累計調達額は1億8,000万ドル以上にのぼります。
債券市場は証券市場の重要な構成要素とされており、カンボジア証券市場(CSX)は2006年に韓国証券取引所(KRX)との協力で設立が進められました。
CSXは2010年に正式に発足し、MEFが55%、KRXが45%の資本を保有しています。現在、CSXは証券の売買、決済、保管などの業務を担っています。


前述した通り、対外債務への依存を少なくするためにも国債発行によって自国で資金調達できる環境をさらに整備していって欲しいですね!!
それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501693352/govt-rakes-in-28m-via-issue-of-sovereign-bonds/

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