カンボジア農林水産省（MAFF）は、農業分野のデジタル化を推進するために「FARMBOOK（ファームブック）」アプリを導入し、地方の農業担当者にタブレットを配布しました。
併せて、デジタルスキル向上のための研修を行い、農業データの収集や報告、分析能力の強化を目指しています。
これにより、担当者は地域の生産状況や市場需要を的確に把握し、戦略的な農業計画を立てられるようになります。
FARMBOOKアプリは、農村部や遠隔地でも効率的に農業データを収集し、計画や意思決定を支援するために設計されたツールです。
アプリを通じて収集された情報は国家レベルに集約され、政府が農業分野の課題を把握し、必要な支援を迅速に行うための基礎資料として活用されます。
ティナ農林水産大臣は、デジタル技術を活用することで、地方の農業担当者がより効果的に農家を支援し、技術指導や市場情報の提供を強化できると述べました。
また、農民が協力して近代的な農業コミュニティを形成し、生計の安定や生産コストの削減、市場価格の安定を図るよう促しました。
同省は、FARMBOOKアプリの開発を今後も継続し、農業の実情やニーズの変化に応じてシステムを改善していく方針を示しています。
農林水産省はデジタル化にかなり力を入れていますね！！
最近導入が発表された新しい漁業統計システム「FishStat（フィッシュスタット）」も農林水産省が主導で進めていったシステムです。
カンボジアにとって農業は安定した経済の柱なので、デジタル化によって効率よく、質の高いものを生産し、Made in Cambodiaをさらに世界に広めていってほしいです！！
それではまた！！
参考記事：https://www.khmertimeskh.com/501772300/maff-launches-farmbook-app-distributes-tablets-to-agri-officials/
