カンボジア国立銀行(NBC)は、アクレダ銀行に対し、韓国のグローバル・ロイヤルティ・ネットワークまたはGLNインターナショナルと協力し、全国で利用可能な地元銀行のPOS端末を介した共同のクロスボーダー決済を開始する許可を与えたとNBC関係者は述べた。
グローバル・ロイヤルティ・ネットワーク(以下、GLN)は、世界14カ国58社が参加する越境Global Payment Hubプラットフォーム。世界各国の金融機関やリテール企業、ポイント事業者などがそれぞれ運営しているデジタル・プラットフォームを1つのネットワークにつなげ、ポイントやマイルといったデジタル資産や電子通貨をお互いに自由に交換・使用できるようにする統合プラットフォーム・ネットワークです。
引用元:ニッポンプラットフォーム、ハナ銀行が主導するグローバル決済ネットワークプラットフォームGLNと戦略的パートナーシップを締結
※GLNサービスは現在、香港、日本、ラオス、シンガポール、韓国、台湾、タイ、米国、ベトナムで利用可能。
このプロジェクトは、新しい銀行サービスによりGLN QRを利用する韓国やその他の国々(世界中で約6,000万人)からの観光客のカンボジアへの流入を促進すると期待されています。
※NBC関係者は、このプロジェクトの開始は一定期間試験的に行われるだろうと述べています。
また、この協力により、韓国および世界中のGLNネットワークのデジタルウォレットユーザーは、POS端末でスキャンするQRコードを提示することで、モバイルウォレットを通じてカンボジアで商品やサービスの代金を支払うことができるようになるとされています。
グローバル・ロイヤルティ・ネットワークのキム・ギョンホ最高経営責任者(CEO)は、QR ATM現金引き出しサービス、国境を越えたデジタル送金サービス、そしてカンボジア人がカンボジアのデジタルウォレットを使って海外で支払うことを可能にするカンボジア向け海外支払いを統合することにより、パートナーシップの範囲を拡大することを楽しみにしていると述べました。
タイ、マレーシア、ベトナム、ラオス、中国に続き、韓国発のGLNもカンボジアとクロスボーダー決済用のQRを共有できるようになるとは…
すごいでですね。
SWIFT送金や両替なしで、スマホ一台持ってアジア旅行できる日が近づいているように感じます!!
今まではクレジットカードがあれば海外でも決済はできましたが、カンボジアを含めた東南アジアの人々のクレジットカードの所有率はかなり低いと思いますので、このプロジェクトはかなり革命的かと思います!!
カンボジアに来るも良し!!カンボジアから行くも良し!!デジタル化によって国境という障壁が低くなってきているような気がしますね!!
それではまた!!