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【カンボジア経済】石油、石炭のコスト高騰により政府は太陽光、風力発電の強化へと舵を切るのか?

カンボジア
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カンボジアの電力会社であるElectricite du Cambodge(EDC)は石油と石炭のコストの高騰により今年は約1億ドルの損失に直面していると専門家は語っています。
これを受けて専門家は、代替エネルギー源に重点を置いて発電政策を刷新するようカンボジア政府に要請しているとクメールタイムズが報じました。

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Energy Lab Cambodiaの環境エンジニア兼カントリーディレクターであるBridget McIntosh氏によると、現在の世界的エネルギー危機に関係なく、EDCが計画している石炭火力発電所プロジェクトを進めれば、カンボジアの電力価格は高くなる可能性があるとのことです。
また、同氏は計画中の石炭火力発電所を、同等の信頼性を持つ太陽光発電所や風力発電所などの再生可能エネルギーに置き換えることができるとも語っています。


現在、カンボジアの電力需要は40%以上が石炭火力発電所、5%弱が再生可能エネルギー源の2つである太陽光と風力から供給されていて、残りの電力需要は水力発電を含む他の供給源によって満たされています。
しかし、発表されたすべてのエネルギープロジェクトが進めば、化石燃料発電所のシェアは2040年までに最大80%になる可能性があるとのことです。


現在の世界的エネルギー危機や、2050年までにカーボンニュートラル達成を考えると長期的に見て再生可能エネルギーへ舵を切ることにならざるを得ないような気がします。
Bridget氏によるとカンボジアは再生可能エネルギー分野に恵まれているとのことなので、利点を最大限に活かしつつカンボジアの電気料金問題に立ち向かってほしいところです。


火力発電ももちろん必要不可欠ですが、太陽光発電、風力発電の供給割合を上げていくことができるのか、これからのカンボジアの経済成長においても電力問題の解決には目を離せません!!


それではまた!!

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