東南アジアの大手航空会社カンボジア航空が米証券取引委員会(SEC)に700万ドルの新規株式公開(IPO)を申請したとクメールタイムズが報じました。
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2017年8月に設立されたこの航空会社は、2018年7月に認可を受けて運航を開始しました。
同社は4~5ドルの価格で150万株を発行し、700万ドルを調達する予定で、提案された価格帯の中間値では、カンボジア航空の時価総額は2億7,700万ドルとなります。
また、カンボジア航空はナスダックにCAKRのシンボルで上場される予定で、ユニベスト証券が今回の取引の唯一のブックランナーになるとのことです。
東南アジア企業の米国での上場といえば、シンガポール航空や東南アジアの配車・配送会社GRAB(グラブ)が有名かと思います。
基本的にはADR(米国預託証券)という方法で東南アジア企業は米国で上場しているようですね。
近年、東南アジアの企業が米国で上場するケースが多いようで、今回のカンボジア航空の上場もその流れに乗った形でしょうか。
米国ではなく、是非とも地元のカンボジア証券取引所(CSX)に上場してほしかったですが…
やはりカンボジアの証券市場はまだまだということでしょう。
それではまた!!