ラオスの首都ビエンチャンに本拠を置く合弁会社であるラオス・中国鉄道株式会社(LCRC)は、カンボジア政府から、カンボジア国内の鉄道網とカンボジアとラオス間の高速鉄道接続の開発における協力の可能性についてゴーサインを受け取ったと発表しました。
※ラオスは2021年12月に中国との高速鉄道の接続を実現しています。
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ラオス・中国鉄道の代表者らは、ビエンチャンで行われたカンボジアのフン・マネット首相との会談でこのプロジェクトを提案したとのことで、首相は同社に対し、カンボジア王立鉄道を経営するカンボジア商工会議所のキス・メン氏と協力するよう要請したようです。
また、現在のところ、このプロジェクトについての詳細は未定です。
カンボジアとラオス間の鉄道接続は2023年2月にプノンペンでフン・セン前首相とラオス首相ソネサイ・シパンドン氏によって議論されていたことからも、実現に向けて少しずつ進んでいると思います。
カンボジア商工会議所副会長のリム・ヘン氏は、将来このプロジェクトが実現すれば、カンボジアとラオスの鉄道接続は輸送面で両国に経済的利益をもたらし、中国への物資や人の往来を輸送し、中国と欧州の鉄道接続につなげることができると語りました。
カンボジアには現在、プノンペン~ポイペト間とプノンペン~プレア・シアヌーク州の2つの鉄道が通っていて、鉄道ネットワークは、ロイヤル グループの子会社であるロイヤル・レールウェイの管理下にあります。
公共事業運輸省によると、政府は既存の鉄道を高速鉄道に改修する計画とのことです。
現在の鉄道は時速30km程度で効率があまりよく無い状態ですので、アップグレードによって物資や人の輸送に大きな革命が起きることを期待したいです!!
それではまた!!