関税消費税総局(GDCE)が発表した貿易データによると、カンボジアの輸出は今年第1四半期に62億6000万ドルに達し、前年同期比18％増加したとのことで、明らかな回復の兆しを示しました。
また、輸入も増加し、今年1月から3月までの輸入額は62億3000万ドルに達し、前年同期比6.4％増加しました。
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貿易額ランキング
| 順位 | 国名 | 貿易額 | 増加率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 中国 | 32億1,000万ドル | 12.2％増加 |
| 2 | ベトナム | 23億2000万ドル | 24.5％増加 |
| 3 | 米国 | 20億4000万ドル | 8.6％増加 |
カンボジアからの輸出シェアランキング
| 順位 | 国名 | 輸出額 | シェア(%) | 増加率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 米国 | 19億8000万ドル | 31.7％ | 8.9％増加 |
| 2 | ベトナム | 13億9,000万ドル | 22.2％ | 53%増加 |
| 3 | 中国 | 3億6,600万ドル | 5.8% | 11.4％増加 |
| 4 | 日本 | 3億6,500万ドル | 5.8％ | 18.4％増加 |
2024年第1四半期の貿易収支
| 国名 | 収支 |
|---|---|
| 中国 | 24億7000万ドルの赤字 |
| 米国 | 19億2000万ドルの黒字 |
| ベトナム | 4億5,800万ドルの黒字 |
| タイ | 5億5,100万ドルの赤字 |
| 日本 | 2億2,300万ドルの黒字 |
主要輸出製品である衣料品、履物、旅行用品（GFT）部門は、2022年後半から始まった輸出の減少により、2023年を通じて苦戦したことが示されていましたが、2024年第1四半期のデータでは、GFT輸出が回復軌道に乗っており、ニットアパレル製品と衣料品付属品の輸出が19.9%、ニット以外のアパレルと衣料品付属品が30.8%の増加、履物用品の輸出は前年比7％増加、旅行用品は16.5%の増加を記録しており、大きな好転を示しているとのことです。
食用野菜、根菜、塊茎の輸出は55.2％増の4億700万ドル、穀物は32.1％増の7億1100万ドルと堅調な伸びを記録し、ゴムおよびゴム製品も88.6%の急増で3億1,700万ドルを記録しました。
輸出の増加はカンボジア製品の需要の回復を示しています！！
2023年は貿易赤字は縮小したものの、国際貿易額は前年比で微減しました。
今年は貿易の黒字化と貿易額の増加に期待したいですね！！
それではまた！！
