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【カンボジア経済】カンボジアはASEANの穀倉地帯になれるのか?

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クメールタイムズ紙に「カンボジアは地域の穀倉地帯になれるのか?」という題名で記事が上がっていたので要約してみようと思います。


その前に直近のカンボジアの農業についての基本情報をまとめていきます。

直近のカンボジア農業

・農業従事者の割合
現在、カンボジアの労働力の約49%が農業部門に従事しており、その総生産は同国の国内総生産(GDP)の約22%を占めている。さらに、カンボジア人の約65%が個人の生計を農業、漁業、林業に依存している。

・輸出量/輸出額
2024年上半期には農産物輸出が大幅に増加し613万トンに達した。農林水産省の中間報告によると、これは2023年に記録された390万トンから57%の増加となった。これらの輸出による総収入は2024年1月から6月までで28億5000万ドルと評価され、前年同期の24億ドルから約19%増加した。
※2023年全体では同国は800万トン以上の農産物を輸出し、年間50億ドル近くの収益を生み出した。

・主要農産物輸出品
米、ゴム、キャッサバ、マンゴー、生のバナナ、コショウ、カシューナッツ、リュウガン、トウモロコシ、パーム油など。これらはベトナム、タイ、中国、韓国などの貿易相手国に輸出されている。



カンボジアの農業部門は、パンデミックによる経済的混乱を乗り越え、今後も強力な成長が期待されています。
カンボジアの農業生産は他の産業が不振に陥る中でも力強い成長を示し、特に米やカシューナッツなどの輸出が顕著です。
世界の主要経済国では食糧安全保障の問題が発生しており、農業生産の需要は依然として強く、今後数年間で増加する可能性が高いことから、カンボジアの農業が地域経済における重要な位置を占め、国の社会経済的利益を促進し、さらに輸出収益を増加させる見込みがあります。


しかし、この成長を持続させるためには、インフラの改善、能力構築、そして技術革新が不可欠です。特に、カンボジアの農産物は主に国外で加工されており、これを国内で処理することが重要視されています。
例えば、現在のカシューナッツ加工は主にベトナムで行われているため、カンボジア国内での加工能力向上が求められています。


加えて、有機農業(化学肥料や農薬を用いない農業の形態)の可能性も注目されており、カンボジアは世界市場での有機食品供給者としての地位を確立する可能性があります。
加工技術の進歩や生産性向上に向けた戦略的投資は、農業部門全体の付加価値を高め、国内外での競争力を強化すると予想されています。


また、ビジネスチャンスとしては、食品加工とコールドチェーン(低温物流)、貯蔵設備などがあげられていました。
今後、持続可能な農業と食品加工の革新が社会経済的発展に寄与し、新たな雇用機会を創出することが期待されています。


世界の人口は増え続けていて、近年では食糧安全保障について世界的に注目、議論されています。
最近のニュースでインドネシアの国営食品物流会社Bulogが、国内の米生産量が減少する中、米供給を確保するためにカンボジアの米生産者を買収する計画を検討しているというニュースがありました。
今後ますますこの分野でカンボジアが注目されることになりそうです。


それではまた!!

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