カンボジア政府は、2024年末までに鉄道拡張プロジェクトに関する覚書(MoU)を締結するという明確な期限を設定しました。
これは、2024年10月14日に行われたカンボジアの世界貿易機関加盟20周年記念式典でフン・マネット首相が発表しました。
首相は公共事業運輸省とカンボジア王立鉄道に対し交渉を迅速に進めるよう促し、長年の鉄道問題の解決は国の交通インフラを強化するために極めて重要であると強調しました。
また、首相はインフラ開発を推進するという政権の決意を強調する警告を発しており、期限内に合意に達しない場合は政府が民間部門からプロジェクトライセンスを取り消す可能性があるとも述べています。
このことからも、鉄道拡張への政府の強い意志を感じ取ることができますね。
現在カンボジアでは、カンボジア王立鉄道の管理のもとでプノンペンからシアヌークビルまでと、プノンペンからポイペトまでの2つの路線が走っています。
この2路線は長距離移動用の路線で、都市部を移動するための鉄道は現在カンボジアにはありませんので、都市部移動用の鉄道もできて欲しいものです。
来年から稼働予定のプノンペン新空港からプノンペン中心地までのライトレールの計画が出ているので、それが都市部移動用の初めての路線になるかもしれませんね。
また、地下鉄やモノレールの実現可能性の調査も行なっているはずなので、近い将来事業決定されることに期待したいです!!
それではまた!!
参考記事:https://construction-property.com/the-government-wants-to-see-an-mou-on-the-railway-expansion-project-before-the-end-of-this-year/
【カンボジア経済】政府が鉄道拡張に向けて本気を出す!!2024年末までに鉄道拡張プロジェクトに関する覚書を締結するという明確な期限を設定
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