カンボジア公共事業運輸省が発表した最新の年次報告書によると、同国の主要港湾であるシハヌークビル自治港(PAS)とプノンペン自治港(PPAP)が2024年において収益と取扱量で大幅な増加を記録しました。
2023年の実績では、最大の海港であるPASが960万トンのコンテナ貨物を取り扱い、前年比21.67%増加しました。同港の純利益は8,894万ドルから1億1,038万ドルへと24.12%増加しました。
第2位の港であるPPAPも451万トンのコンテナ貨物を取り扱い、収益が4300万ドルとなり、2023年から16.6%の増加を達成しました。
報道官ファン・リム氏は、これらの成果はカンボジア経済の好調さを反映していると述べ、輸出入の増加が経済発展に貢献していることを強調しました。
また、政府は大型船舶への対応を強化するため、新たなコンテナターミナルの建設計画を進めています。
2024年に完成予定の第一段階では、PASの年間取扱能力が100万TEUに達する見込みで、このターミナルは水深14.5メートルで、最新のコンテナ処理設備を備えています。
さらに、2028年と2029年に予定されている第2・第3フェーズが完了すると、コンテナ容量は15,000TEUにまで拡大し、ヨーロッパや北米地域との輸送ネットワークも強化されます。
これらの港湾拡張プロジェクトは、カンボジアの貿易促進と経済成長を後押しする重要な取り組みと位置づけられています。
港湾拡張に加え、空港の拡大、高速道路建設、運河建設、鉄道のアップグレードなど、大きなイベントがこの5年くらいに詰まっています。
全てが予定通りに完了することを祈ります。
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501627929/cambodias-largest-ports-see-growth-in-revenue/
【カンボジア経済】カンボジア港湾ビジネスが急成長!!収益と取扱量が大幅増加
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