【カンボジア経済】観光が好調！！2025年のスタートは好調な滑り出し

カンボジア観光省が4月8日に発表した報告によると、2025年の最初の2か月間に約126万人の外国人観光客がカンボジアを訪れました。
これは前年の同じ時期と比べて約27.9％の増加となります。


訪問者数が最も多かったのはタイで、約35万人と前年比42.2％の大幅な増加となりました。
次いで、ベトナムからは約20万人、中国からは約18万人が訪れています。
また、観光客の約42.3％は飛行機で入国しており、残りは陸路や水路を利用してカンボジアに到着しました。


カンボジア旅行代理店協会のチャイ・シブリン会長は、観光客の増加の理由として、カンボジアが平和で政治的に安定していることが旅行者の信頼を集めていると述べました。
また、道路や高速道路、空港などのインフラ整備が進んだことで、旅行がより便利になり、観光の魅力が高まっているとしています。


観光業はカンボジア経済を支える主要産業の一つであり、衣料品輸出、農業、不動産・建設業と並ぶ重要な柱です。
観光省は、2025年には最大で750万人の外国人観光客が訪れると見込んでいます。2024年には約670万人が訪れ、観光業による収益は約36億3,000万ドルに達し、国内総生産（GDP）の約9.4％を占めました。
また、2025年の最初の2か月間には、カンボジアから海外へ出かけた旅行者の数も前年に比べて18.8％増加し、約31万人に達したとのことです。


トランプ関税に衣料品輸出が大きな影響を受けそうなので、その他の産業が盛り上がっていくことが重要ですね！！
それではまた！！


参考記事：https://www.khmertimeskh.com/501667229/cambodia-attracts-1-26-million-foreign-tourists-in-first-two-months/#google_vignette