カンボジアの自転車および自動車タイヤ輸出が2026年第1四半期に大幅増となりました。従来の縫製産業中心から、より付加価値の高い製造業へのシフトが鮮明になっています。
■ 発表の概要
報道によりますと、2026年1〜3月のカンボジアの自転車輸出額は2億120万ドルとなり、前年同期比44%増加しました。
また、自動車タイヤ輸出額は4億7,200万ドル超となり、前年同期比42%増を記録しています。
いずれも高い伸びを示しており、カンボジア製造業の新たな成長分野として存在感を高めています。
■ 背景
カンボジアでは近年、中国系を中心とした製造業投資が拡大しており、特にタイヤ工場や自転車工場の新設が相次いでいます。
タイヤ産業では、国内で生産される天然ゴムを活用できることが強みとなっており、原材料輸出から加工輸出への転換が進んでいます。
一方、自転車産業も欧米向け輸出を中心に拡大しており、グローバル企業の生産分散ニーズを取り込んでいます。
■ 今後の見通し
こうした輸出拡大は、カンボジア経済が「低付加価値の縫製産業依存」から脱却しつつあることを示しています。
今後は自動車部品、電子機器、精密機械などへの産業高度化が進むかが次の焦点となります。
一方で、電力コストや物流インフラ、人材育成などの課題も残っており、持続的成長には産業基盤のさらなる強化が必要です。
それでも現在の流れが続けば、カンボジアはASEANの新たな製造拠点として地位を高める可能性があります。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501888310/cambodias-bicycle-export-up-44-in-q1/
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501888069/tyre-exports-surge-by-42-in-q1/


