個人的に気になる最新ニュースが多くあります。
年末ですし、明日からお雑煮食べてゆっくりしたいのでまとめ記事にしようと思います!!
年末ということもあり今後のカンボジア経済に関する重要な報道も見受けられますのでお見逃しなく!!
・ニュースまとめ
PPCBankはコロナ禍で苦戦を強いられると予想していましたが、業績が当初の予想より上回り来年に期待できる結果になったとクメールタイムズは報じました。
PPCBankは今年1年で預貯金を15%増加させ、カンボジア証券取引所に社債の上場を果たしました。(債券の満期は3年で、金利は年率6.5%です。)
さらに今年は中小企業向けに新たなセンターを設けるなど中小企業向けのサポートを強化し、第3四半期末までにPPCBankの中小企業クライアントは6.82%の増加したとのことです。
今後のカンボジア経済において中小企業の活躍が必要不可欠であることは明白なので、今後のPPCBank活躍に期待したいですね。
やはりカンボジアの中小企業への注目度は高まっています。
カンボジア王国商務省、Enhanced Integrated Framework(EIF)、国連開発計画(UNDP)による共同プレスリリースによると、オンラインコマース(e-コマース)の助成金とトレーニングを取得するために設定された125の中小企業に50万ドルの投資が行われるとクメールタイムズが報じました。
このプログラムは、デジタルを通じて中小企業の国内および国際的な機会を促進することを目的としたカンボジアのeコマース加速プロジェクト(Go4eCam)の主要な構成要素の1です。
また、2022年までに10,000を超える新しい雇用を創出することもGo4eCAMの主な目的の1つとなっています。
カンボジアは近年、電子商取引法や消費者保護法等の法整備を行ってきているので今後e-コマース事業の活性化は確実ですね!!FacebookやKhmer24以外にも続々とプラットフォームが誕生しそうです。
また、カンボジア証券取引所第2部(Growth Board)の動きにもより一層注目して行きたいですね!!
こちらもe-コマース関連です。
政策研究センター(CPS)による「カンボジアの農業投入物供給業者のデジタル課題と機会」と題された調査研究が、CPS事務局長のChanSophalによって発表されたとクメールタイムズが報じました。
その主な内容として、電子商取引および消費者保護ポリシーに関する法律の認識がカンボジアの農業投入業者(AIS)コミュニティの間で制限されていてまだ一般的ではないとのことです。
さらに、Facebookだけがマーケティングで使用される唯一の手段であり、農業は主に現金ビジネスであるためe-コマースに対する抵抗が強く、アプリ等の送金はごくわずかにとどまっているようです。
調査によると225の小規模な農業投入業者(AIS)のうち、55%が銀行口座を持っていて、45%が持っていないという結果になり、デジタル決済アプリをインストールしなかった理由はとしては、44%がインストール方法や使用方法を知らなかった、16%が興味がない、またはビジネスとは無関係だと感じた、12%が信頼、詐欺、プライバシーの懸念を持っていた、8%がスマートフォンはなく、8%が現金の方が便利だと回答しています。
個人的には農業投入業者こそD2Cに積極的に取り組むべきだと考えています。
幸いカンボジアの農業従事者は日本ほど後継者問題や高齢化問題に悩まされてはいないと思うので、e-コマースが普及すればカンボジアはより豊かになりそうですね!!
これはカンボジア政府の腕の見せ所なのではないのでしょうか!!
このニュースには驚きました!!
2020年12月28日にアプサラ油田の沖合カンボジアブロックA鉱区に石油が流れ始めたと、ブロックAの運営者であるKrisEnergy Ltdが発表しました。
フンセン首相は、これが国の能力を構築する上でのカンボジアにとっての最初の重要なステップであり、カンボジアの石油、ガス、エネルギー産業の発展における重要なスタートであると述べました。
さらに、この石油生産から得られた収入は、教育と健康という2つの優先分野に使われるとのことです。
このニュースはかなり朗報なのではないでしょうか!!
コロナ禍で1度経済成長がストップしてしまいましたが、来年以降のカンボジアには世界からの注目が集まりそうですね。
フンセン首相が昨日生放送された特別声明で2021年のカンボジアはとても前向きな1年になると発表し、その4つの理由を述べました。
1つ目は輸出です。
2020年は約320億ドルの総貿易量で輸出は約160億ドルを占めています。
その中でも7つの農産物、精米、水稲、キャッサバ、カシューナッツ、マンゴー、リュウガン、コショウは、カンボジアに38億ドル以上の収入をもたらしたとのことです。
貿易に関しては今後最重要チェックポイントなので来年もニュースを追いかけて行きます!!
2つ目は税収です。
2020年にこれまでに合計53億ドルの税収を集め、12月28日の国内税収は年間計画より1%多い28億7800万ドルに増加したと報告しました。一方で税関と物品税の収入は目標を下回り、23億9100万ドルであったことも発表しています。
税金に関してはコロナの影響もあり来年以降は減税、免税の延期といった政策を打ち出していますが、今年の結果を見ると少しずつ徴税の仕組みが整ってきているのだと感じます。
あとは、取るところからしっかりと徴税することが今後の課題なのではないでしょうか。
3つ目は金です。
カンボジアは現在44.400トンの金を予備として保有しており、国の持続可能なマクロ経済を確保していることを国民に共有しました。
約12.400トンの金はノロドムシハヌーク王の時代からの遺産でありスイスに保管されていて、フンセン首相によると、17トンは英国の中央銀行に投資され、15トンはカンボジア国立銀行に保管されているとのことです。
世界の中央銀行金保有量ランキングではカンボジアは54位につけています(2020年12月7日)。
発展途上国の中ではかなり上位ですね!!
4つ目は石油です。
これに関しては上記で述べた通りですが、フンセン首相は「2020に莫大な贈り物を受け取った」と述べています。
2021年2月にシアヌークビルの南西海岸沖で掘削プログラムが完了すると、1日あたり7,500バレルのピーク生産率が見込まれています。
また、2017年には政府は第1段階のプロジェクトから国は少なくとも5億ドルのロイヤルティと税金を受け取ると見積もっています。
コロナ禍で原油価格が急落したものの、まだまだ石油にとってかわるエネルギーは出てこないと思うのでしばらくはかなりの収入が見込めるのではないでしょうか!!
・最後に
いつも「カンボジ屋さん by Tomo’s Blog」に遊びにきていただきありがとうございます!!
カンボジア移住をしてから、英語も現地語も喋れず、異国に馴染めずに引きこもっていた僕が、なんとか現状を変えたいと思いカンボジアの情報を発信しよう!!と決心して外に出るきっかけになったのがこのブログです。
開始当時はPV数も訪問者数も0の日が続きましたが、約1年半記事を書き続けたところ今では多くの方に見ていただけるようになりました!!
本当にありがとうございます。
今月に関してはすでに2300PVを超えています!!
1年半前の僕からしたら考えられません。
みなさま本当にありがとうございます(土下座)
これからも引き続きカンボジアの情報を発信し続けていきますので、気が向いたら遊びにきてください。笑
下手くそな文章ばかりで申し訳ありません。泣
ライティングに関しては日々学んでいるので今後はもっと読みやすい記事を目指して行きます!!
それではみなさん良いお年をお迎えください!!
それではまた!!