ハイネケンカンボジアが、プノンペンの醸造所運営に必要なエネルギーを作り出すことのできるカンボジア最大のバイオマス工場を開設したとクメールタイムズが報じました。
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シンガポールに本拠を置くBECISの技術支援を受けて設置された工場は、近くのプレイベン州から調達した籾殻(もみがら)を燃やして熱電力を生成します。
この工場では、1日45トンの籾殻を使用し、11メガワット(MWth)の熱電力を生成することができて、醸造所からの二酸化炭素排出量を60%削減できるとのことです。
また、BECISのCEOであるEren Ergin氏は、工場からの灰の約50%が地元の農家によって有機肥料として使用される可能性があると述べています。
“この炭素ガス排出量を削減する国内初の大規模バイオマス工場は、カンボジアの産業部門で再生可能エネルギーを促進するための重要なステップであり、産業廃棄物に加えて、環境問題、特に大気汚染や水質汚染の増加に対処する上で大いに役立つでしょう。”とカンボジアのセイ・サマル環境大臣は述べています。
以前、再生可能エネルギーに関する記事を書いた際に、Twitterで読者の方から今はバイオマスエネルギーが注目であるというコメントをいただきましたが、カンボジアでも大きな動きが出てきました!!
これからも再生可能エネルギー関連のニュースにはアンテナを張っていきたいと思います。
それではまた!!