プノンペン市当局は、2022年の土地所有権登録の大幅な増加を報告しました。
プノンペン首都管理局の2022年年次報告書によると、当局は32,123区画の土地を登録し、16,511の所有権証書を配布したとのことです。
Phnom Penh Municipal Authority Registers Over 10k Land Titles in 2022
The Phnom Penh Municipal Authority has reported a significant increase in land title registration in 2022. According to ...
報告書によると、所有権移転による権利証書登録が6,006件、新たに登録された権利証書登録が5,683件であり、21,782のシステムカードが発行されたことが分かりました。
また、この登録プロセスにより政府は398,152,908,856リエル(940万米ドル以上)の資産譲渡税(印紙税)収入を得たとのことです。
さらに、プノンペン首都管理局は82ヘクタール以上の土地に29の国有私有地のコンセッションを登録し13,879区画の土地を提供しました。
※コンセッション:空港や道路、病院などの公共施設において、国や地方自治体が土地や建物などの所有権を保有したまま公共インフラの運営権を一定期間、民間企業に売却すること。
土地所有権登録の増加に伴い、より多くの個人や企業が所有権を確保できるようになり、不動産投資や開発プロジェクトの増加につながる可能性があるとの見解です。
コロナ禍で現地の方々に向けた住宅の開発が活発になったこともあり、プノンペン以外の地方でも土地所有権の登録や土地の土地の登録数は増えています!!
今年は7月に総選挙がある関係で、上半期の不動産の販売に伴う所有権移転の登録数は減少する可能性がありますね。
現地の知人から、プノンペンのソフトタイトルの土地をハードタイトルに変えるために役所の人たちが駆けずり回っているという話を聞きました。
地方では未登記の不動産が多いので、是非とも役所の方々には頑張ってもらいたいですね。
それではまた!!