上場企業調べてみたシリーズ第10弾！！
メインボード上場企業については第8弾！！
今回は「CAMGSM Plc.(CGSM)※セルカード」について調べてみました！！
セルカードといえばカンボジア国内の大手通信会社で、通信キャリアCellCardとして国内では広く知られている企業です。
有名企業が株式上場することでカンボジア株の認知度が高くなることに期待したいですね！！
・歴史
CAMGSM Plc.(CGSM)は、1996年4月20日に設立されました。
また、CGSMはカンボジアで最も長くサービスを提供している唯一の100%カンボジア資本の通信事業者で、カンボジア最大の通信会社の1つと考えられています。
全国をカバーしている広範な配信ネットワークで400万を超える顧客にサービスを提供し、カンボジアでは知らない人はいない程の有名企業です。
- 1998年に最初のプリペイドサービス CELLcard を導入
- 2010年に最初のモバイル決済サービス Cellcard Cash を導入
- 2012、2013、2014、2015、2016年Asia’s Best Employer Brand Awardを受賞
- Silicon Review の2021年の最も価値あるブランド50に選出
- 2022年に Playgame Unlimited の功績により、International Business Magazine Award の 2022年ベストeスポーツおよびアーケードゲームプラットフォームを受賞
・基本情報
| 社名 | CAMGSM Plc.(CGSM) ※セルカード |
|---|---|
| 設立年 | 1996年 |
| 産業分類 | Telecommunication(電気通信) |
| 上場株式数 | 1,959,271,206 |
| 上場株式の種類 | Class A Voting Shares(クラスA決議権付株式) |
| コード | KH1000220009 |
| 上場日 | 2023年6月27日 |
| 社員数 | 564人(2023年7月時点) |
参照：CSX Company information
※決議権付株式とは、株主に企業の政策案に投票する権利を与える株式のことです。
※Royal Milicom Co., Ltdが筆頭株主で98.53%の株を保有。会長のNeak Oknha Kith Mengが0.99%の株を保有。(2023年7月時点)
・事業について
CGSMの主な活動は次のとおりです。
- カンボジア王国全土における携帯電話ネットワークの運用に関連して使用されるあらゆる機器および機械、およびそのような機器の補助、補完、またはコンポーネント部分であるすべての製品の設置および運用
- CAMGSMの電気通信製品またはサービスのマーケティングおよび販売
前述の通り、上場時点で400万を超える顧客にサービスを提供していて、通信網は全国をカバーしています。
イメージしづらいので日本に例えると、CGSMの提供するセルカードと言うキャリアは、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアの立ち位置にいます。
総人口約1600万人のカンボジアにおいて400万人以上の顧客がサービスを利用しているということを考えると、日本で言うとドコモやauのような有名キャリアであることが分かりますね！！
Cellcardはすべての人にインターネットへの接続を提供し、顧客の生活、仕事、遊び方を向上させるというビジョンを掲げ、通信サービス以外にも次のサービスを提供しています。
・eスポーツとゲームコミュニティや、リアルタイムおよびオンデマンドコンテンツなどのデジタルエンターテイメントサービスの提供
・企業に向けてビジネスをサポートする革新的で洞察力に富んだエンタープライズソリューションの提供
カンボジアのデジタルライフを豊かにするために成長し続ける企業です！！
・財務概要
まだ開示情報が少ないため、公開され次第アップデートしていきます。
詳しい情報はCSX Company informationから確認できます。
・最後に
国内の多くの人が知っている有名企業の上場ともあって、カンボジア株式市場の注目度が高まってくれると嬉しいですね！！
これからに期待です！！
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ちなみに日本から郵送でカンボジアの銀行口座、証券口座の開設が可能なので興味のある方はこちらからご連絡お待ちしております！！
それではまた！！
