今年上半期、リエル建て預金は外貨建て預金よりも急速に増加しており、前年同時期と比べてリエル建預金は31.5%増の19兆1000億リエル(約46億5000万ドル)、外貨は7.1%増の145兆8000億リエル(約354億7000万ドル)になったとカンボジア国立銀行(NBC)が発表時ました。
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2023年上半期の預金取扱機関へのリエルと外貨の預金総額は、2022年の同時期と比較して9.4%増加して164兆9,000億リエル(401億2,000万ドル)となり、リエルと外貨が占める割合はリエルが11.3%、外貨が88.7%となりました。
カンボジアではリエル預金と米ドル預金の他にタイバーツの預金口座を開設することもできたりするので、外貨88.7%が全て米ドルというわけではないと思いますが、基本的に85%以上は米ドル預金であると考えて良いと思います。
僕自身、今までリエル建で預金をしたことはありませんでしたが、最近はリエル口座にもお金を入れるようになりましたね。
深い理由はないのですが、QR決済でリエルを使うことが多くなりなんとなくリエル口座にリエルが入っているという感じです。
リエル口座に預金をするメリットとしては、定期預金や普通預金の金利が高いことだと思います。
しかし、リエル預金の金利が高いと言っても依然として米ドルの信頼度には敵わないので、リエル預金に今以上の利点がないと直近でのリエル対外貨の預金比率に大きな変化は無いかなという印象です。
しかし、隣国とのクロスボーダーQR決済はリエル口座で行われるので、クロスボーダーQR決済が一般化する頃には状況が変わっているかもしれませんね!!
それではまた!!