【カンボジア経済】2024年の最低賃金が月額204ドルに決定

国家最低賃金評議会(NCMW)は、衣料品、旅行用品、バッグ産業向けの新たな最低賃金を月額202ドルとし、フン・マネ首相により月額2ドルを追加することで合意に達しました。
これにより工場労働者は2024年からは少なくとも204ドルの月給を受け取ることができるようになります。

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これは、労働・職業訓練省(MLVT)のヘン・サワー大臣が主宰する労働・職業訓練省(MLVT)の代表約100人が出席したNCMW会議で投票によって決定しました。


また、サワー氏によると、フン・マネ首相はMLVTに対し、小さな子どもたちを安全に教育し、明るい未来を育むために地域内にベビーケアセンターや幼稚園の設置など、工場が職場の労働者の健康にもっと配慮できるよう追加の取り決めを求めるよう指示したとのことです。


工場オーナーの主要代表であるナン・ソシー氏曰く、最低賃金4ドルを追加すると業界全体で400万ドルの増額が必要になるが、政府が現在の物流コストの30%削減を求める雇用主の要求を考慮することに同意したことが妥協点になり今回の増額の決定にいたったようです。


周辺地域で縫製業工場労働者の最低賃金を上げたのはカンボジアだけのようですので、賃金が上がったことは喜ばしいですね！！
目標である高中所得国へ向けて頑張ってほしいです。
また、欧米諸国へのアパレル製品の輸出が減少している今、輸出先拡大に期待したいですね！！

それではまた！！