アセアン地域内のオンライン販売、国境を越えた貿易、デジタル起業家精神、市場の多様性の可能性を紹介し広めるために、2023年8月8日から2週間にわたりASEANオンラインセールデー(AOSD)が開催されます。
ASEANオンラインセールデー(AOSD)とは?
このイベントはASEAN電子商取引調整委員会が主催する東南アジア最大のオンラインショッピングイベントで、過去3年間にわたり地域の電子商取引を促進してきています。
カンボジアおよび地域の国々の消費者にデジタルプラットフォームonlineasean.comで買い物をし、さまざまな商品やサービスで魅力的な割引を受ける機会を提供しています。
また、このイベントは中小企業が競争力と成長を強化するためにデジタルテクノロジーを活用することを奨励し、電子商取引プラットフォームを使用するメリットを実証する機会にもなります。
さらに、AOSDはビジネス取引のプラットフォームであるだけでなく、物流、支払いシステム、税関手続き、規制の調和に関連する課題の解決に取り組む機会にもなっています。
AOSDは、様々な課題を解決し、地域のつながりを促進することで企業に平等な競争条件を生み出し、地域内の経済協力を促進することに貢献しています。
今後のアセアンのEC事情
アセアンの電子商取引部門の規模は、2025年までに1,000億ドルから3,000億ドルへと3倍に拡大すると予想されています。
また、この地域では、2021年だけで4,000万人が初めてオンラインにアクセスし、インターネット普及率は75%に達しました。
さらに、インターネット ユーザーの総数は、2015年の2億5,000万人から4億4,000万人にまで増加しています!!
今年末までに、アセアンの電子商取引は1,139億ドルに達し、2027年末までに1,750億ドルに達すると予測されています。
この予測を考慮すると、2030年までに1兆ドルの電子商取引経済になる可能性を秘めていると言われているようです。
カンボジアの電子商取引は2020年以来順調に成長しています。
カンボジアの電子商取引の市場価値は、次のように予想されています。
2022年:11億1,000万ドル
2023年:12億8,000万ドル(予想)
2024年:15億ドル(予想)
2025年:17億8,000万(予想)
オンライン化と交通インフラが急速に整備されているので、今後のカンボジアのEC市場は大きく成長していくでしょう!!
それではまた!!