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【カンボジア経済】米関税問題でカンボジア代表団が再交渉へ

ニュース速報
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カンボジアのフン・マネット首相は、米国による関税引き上げの影響に対処するため、副首相のスン・チャントール氏を代表とする代表団が第2次交渉のため米国を訪問すると発表しました。
首相は国会で、カンボジアが直面している経済課題を乗り越えるためには、これらの新たな貿易問題に積極的に対応する必要があると述べました。


代表団は米国側と協議を行い、カンボジアの輸出に有利な条件を確保し、経済的利益を守ることを目指しています。
カンボジア華人商業協会の副会長ロー・ヴィチェット氏は、すでに行われた第1ラウンドの協議では米国の両政党と建設的な意見交換がなされたと語り、カンボジアの開かれた投資・貿易制度を強調しました。


また、ヴィチェット氏はカンボジアが引き続き米ドルを使用する姿勢は、ASEAN内でも重要な強みであり、米国にも評価されるべき点だと述べました。


一方、米国ではトランプ前大統領が課した関税について、国際貿易裁判所が違法と判断しましたが、政権側は控訴しており、最終的な結果は未定です。
カンボジア繊維・アパレル・履物・旅行用品協会(TAFTAC)は、控訴の結果が出るまで関税措置が維持されるとし、加盟企業への影響を注視しています。


先に行われた第1回協議では、カンボジアと米国が貿易と投資の強化に向けてオープンかつ前向きな議論を行い、具体的な協定案も話し合われました。
首相は、米国との経済協力を強化し、互いに利益となる関係を築くことへの強い意志を改めて表明しました。


カンボジアの米国への輸出は総輸出の約38%と大きな割合を占めていますので、この関税問題についてはしっかりと対応していくことが期待されます。
一方で、輸出を一国に大きく依存している状態は好ましくないため、これからのカンボジア貿易の多様化にも期待です!!


それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501695199/chanthol-to-helm-cambodian-side-at-second-round-of-us-tariff-talks/

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