経済財務省が先週発表したカンボジア公的債務統計報告書によると、カンボジアの公的債務は昨年末時点で112億4000万ドルに達しました。
依然として、債務によるリスクは低い水準にあるとのことです。
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Cambodia Public Debt Statistical Bulletin Volume 21 - Data as of Year-End 2023
- General Department of International Cooperation and Debt Management
公報によると、公的債務の46%が米ドル建てであり、特別引出権(SDR)が19%、中国人民元が11%、日本円が11%、ユーロが7%、現地通貨やその他の通貨が6%を占めています。
また、このうち99.5%の111億9000万ドルが対外公的債務で、残りが国内公的債務とのことです。
全体として、すべての融資は非常に優遇されていて平均補助金要素は約45%です。
これらの融資の目的は、国の長期的な持続可能な経済成長と経済生産性を支援する優先分野の公共投資プロジェクトに資金を提供することになります。
同省の2024年度予算案によると、政府は2024年に総額4,400億リエル(約1億800万ドル相当)の国債を発行する予定で、これは直接収入を確保し、投資効率と債務管理の持続可能性を確保するために使用されるようです。
また、公的債務総額はGDP(国内総生産)の24.2%であり、基準の40%を大きく下回っているので、公的債務状況は引き続き「持続可能でリスクは低い」状態です。
年月 | 公的債務総額 | 対GDP比 |
---|---|---|
2023年3月 | 102億3,000万ドル | 24.9% |
2023年6月 | 107億2000万ドル | 24.4% |
2023年9月 | 107億2000万ドル | 24.2% |
2023年12月 | 112億4000万ドル | 24.2% |
借入がカンボジアの発展にしっかり使われていくことを祈って、これからに期待したいです。
それではまた!!