テチョ国際空港プロジェクトは、2024年11月初旬時点で90%の完成度に達しており、建設費は予算15億ドルのうち13億ドルを超えていると、2024年11月6日に国務長官兼民間航空省報道官のシン・チャンセリー・ヴータ閣下によって発表されました。
変更がなければ、主要な建設工事は今年12月末までに完了する予定で、民間航空免許の申請や安全試験の実施など、残りの作業は6カ月以内に完了するとされているので、2025年の半ばには正式に開港される見通しになっています。
テチョ国際空港プロジェクトはカンボジア王国政府によって認可され、カンボジア空港投資会社(CAIC)に委託されました。
この王国政府とOCICグループの合弁事業は、新空港の建設と開発を行なっていて、このプロジェクトは、プノンペンの南20キロに位置し、カンダル州とタケオ州にまたがる2,600ヘクタールの地域をカバーしています。
また、4F空港に分類されるこの空港は、長距離大陸横断便や、エアバスA380-800やボーイング747-800などの大型航空機の発着に対応できるよう設計されています。
新空港、高速道路、鉄道、運河、港など、2030年くらいまでにはカンボジアのインフラが開発、アップグレードされて、今とは全く違う景色が見れるようになるかもしれません。
今後の経済成長に大きな課題を持ってはいるものの、インフラ開発による成長の後押しは間違いなくあると思うので、全てが順調に整備されていくことを祈ります。
それではまた!!
参考記事:https://construction-property.com/techo-international-airport-completed-more-than-90-cost-of-usd1-3-billion/
【カンボジア経済】来年の開港に向けてラストスパート!!テチョ国際空港の建設が約90%完了
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