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【カンボジア経済】外国直接投資(FDI)の流入額は1年で81億ドルに達する

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カンボジアの外国直接投資(FDI)は、2023年9月から2024年9月の1年間で81億ドルに急増し、同国の成長志向の政策や安定した経済状況が国際的な信頼を集めています。
FDIの主な出所は中国で、韓国、シンガポール、日本、ベトナム、マレーシア、タイ、カナダ、英国が続いています。

順位国名FDI割合
1中国45.6%
2韓国11.8%
3シンガポール6.5%
4日本6.2%
5ベトナム5.3%
6マレーシア4.4%
7タイ4%
8カナダ3.5%
9英国3.2%
10その他9.5%



経済財務省のアウン・ポーンモニロット副首相は、カンボジアが地域で急成長する投資先としての地位を確立していると述べ、2024年と2025年の経済成長率をそれぞれ約6%と6.3%と予測しました。
特に輸出セクター、衣料品産業が引き続き経済を牽引しています。


また、カンボジアは土地所有を除くほとんどの分野で100%の外国所有を認めており、投資家が自由に外貨を購入し、その外貨を本国に送還することも認めています。
さらに、税制優遇や事業登録の簡易化などから今後も多くの外国投資の流入に期待ができます。


2024年の最初の9か月間で、カンボジア開発評議会(CDC)は53億ドル相当の315プロジェクトを登録し、252,000人以上の雇用を創出しました。
これらの投資は衣料品産業以外にも広がり、自動車組立や農産物加工、中・重工業、タイヤ生産などの分野が注目されています。
衣料品部門への投資だけに頼るのではなく、投資の多様化は国の経済にとって良い傾向だとされています。


カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭は、自由貿易協定や米中貿易紛争が投資家にとってカンボジアの魅力を高める要因であると指摘しています。
一方で、ハイテク製造業への投資誘致が課題とされ、カンボジアのさらなる成長に欠かないポイントになっています。


インフラ開発に莫大な費用が必要なカンボジアですので、カンボジアの魅力を外国にアピールして多くの資金を調達できるように期待したいですね。
それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501602507/fdi-inflows-hit-8-1b-in-one-year/

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