観光省の報告によると、カンボジアは2024年上半期に約260万人の外国人観光客を誘致し、前年同期比22%増加したとのことです。
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カンボジアを訪れた外国人旅行者数ではタイが77万371人でトップであり、次いでベトナムが52万8252人、中国が32万6003人となっています。
また、上位10位にランクインした他の国には、ラオス、米国、韓国、インドネシア、フランス、英国、日本などがあがっています。
観光業は、衣料品、履物、旅行用品の輸出、農業、建設、不動産に加え、カンボジア経済を支える4つの柱のうちの1つです。
観光省によると、カンボジアを訪れる海外からの観光客数は2025年までに700万人に達し、2019年のCOVID-19パンデミック前の660万人を上回ると予測されていますので、今後の観光客の増加には期待ができそうです。
コロナ前からの外国人観光客数と外国人観光客からの収入の推移を見て行きましょう。
年 | 外国人観光客数 | 外国人観光客からの収入 |
---|---|---|
2019年 | 約660万人(過去最高) | 約49億1900万ドル |
2020年 | 約130万人 | 約10億2300万ドル |
2021年 | 約20万人 | 約1億8400万ドル |
2022年 | 約227万人 | 約14億1500万ドル |
2023年 | 約545万人 | 約30億4000万ドル |
外国人からの観光収入が思うように回復していないのは、中国人観光客の減少が主な原因と考えられています。
「中国からの観光業の成長は、カンボジアの観光業の発展を促進するだけでなく、さまざまな分野で投資機会を生み出す重要な機会である」とソク・ソケン観光大臣が強調していることからも、今後中国人観光客の増加が予測されますね。
ベトナムやタイの国境のカジノやシハヌークビル、カンポット、ケップ、ココンの南西部4州にまたがる450キロメートルに及ぶ海岸線など、古代遺跡以外にもカンボジアが外国人観光客を惹きつけるスポットはいくつかあります。
プノンペン国際空港も新たに生まれ変わるので、これからの観光業には期待です。
それではまた!!