カンボジア国立銀行(NBC)総裁のチア・セレイ氏は、若者に対し、仮想通貨に関連するリスク要因を適切に理解せずに仮想通貨に投資する際は注意するよう呼び掛けました。
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セレイ氏はシンガポールフィンテックフォーラムの傍らでCNBCのインタビューに応じ、仮想通貨の世界には明らかに悪者や悪用が存在すると述べ、リスクを強調しました。
カンボジアは仮想通貨に対して比較的厳しい姿勢をとっており、NBCは2019年には国内でのあらゆる形態の仮想通貨取引を禁止する指令を出しました。
この禁止措置は金融機関と決済処理業者に対して実施され、カンボジア国内での仮想通貨取引が事実上阻止されている状態です。
一方で、個人が仮想通貨を取引することを禁止している訳ではないので、カンボジア国民が海外取引所などを通じて仮想通貨に投資することは可能です。
現在は世界的な暗号資産取引所のBinanceがカンボジア国内の暗号資産規制の策定を支援していますので、今後は国内での仮想通貨取引禁止も解除の方向に向かっていくと思います。
セレイ氏は、若者が仮想通貨はすぐにお金を稼げると錯覚し、それに伴うリスクについて全く理解していない状況が危険であるとして、仮想通貨を形成するブロックチェーンの技術については「愛好家である」と発言しています。
中央銀行デジタル通貨を世界で初めて実用化した国ですので、暗号資産についての法規制が整えば国内取引も解禁されると思います!!
今後の動向に注目です!!
それではまた!!