フン・マネット首相は建設に関する問題に終止符を打つために、特にシアヌークビル州向けに設計された投資促進プログラムを発表する予定であるとクメールタイムズが報じました。
ココン州で開催された式典にてフン・マネット首相は、「1月25日に、私は新しいプログラムを発表する予定である。これは、建設中のすべての懸案事項に対処し、建設を奨励するためのプレア・シアヌークだけの特別なプログラムである」と発表したようです。
シアヌークビル州では、2019年のオンラインギャンブル禁止と新型コロナウイルスの流行によって、沿岸部の都市に約400の未完成のままの建物が存在していると言われています。
シアヌークビル州はカンボジアにとって重要な経済の拠点のため、この問題は早期解決を求められてきましたが、ついに政府が本腰を入れるようです。
近年はプノンペンとシアヌークビルを繋ぐ高速道路の開通などで観光客誘致に成功して、多くの観光客がシアヌークビルに訪れています。
また、2023年12月30日から2024年1月1日までのカウントダウン期間中に328万人以上の観光客を集め、2024年1月5日には「今年のベスト・カウントダウン・シティ」を獲得しました。
バッタンバンとシェムリアップをそれぞれ2位と3位に抑えの1位ですので、パンデミック中のゴーストタウンのイメージはもう無くなっていると思います。
海に面していて、カンボジア唯一の深海港を持つシアヌークビルはカンボジアの貿易の中心地です!!
さらに日本の支援でコンテナターミナルの拡大が進み、今後はASEAN貿易の中心地として世界から注目される都市になっていくはずです。
観光の誘致や雇用の増加、投資の呼び込みにおいて、未完成のままの建物を放置しておく訳にはいかないと思うので早期解決に期待ですね!!
それではまた!!