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【カンボジア経済】公的債務はGDPの18.4%で健全水準維持

ニュース速報
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カンボジア政府が発表した最新の公的債務統計によると、2025年第1四半期末時点で公的債務残高は121億8,000万ドルとなり、2024年末から約1.24%増加しました。
このうち99%が国外からの借入で、国内債務はわずか1%にとどまっています。


債務の通貨構成は、米ドルが最も多く48%を占め、次いで特別引出権(SDR)が18%、日本円が11%、中国人民元が10%、ユーロが8%、その他の通貨が5%となっています。


政府は2025年1〜3月にかけて、総額7,881万ドルの新たな優遇融資契約を開発パートナーと締結しました。
これは法律で定められた借入上限の3%に相当します。
これらの融資は非常に有利な条件で提供されており、平均して半分は助成金に相当すると報告されています。
また、同期間中に開発パートナーに対して2億3,780万ドルの債務返済も行われました。


アウン・ポーンモニロット副首相兼経済財政大臣は、これらの融資は経済成長と生産性向上を支援する公共投資に活用されており、国の債務状況は依然として安定的で、債務危機のリスクも低いと説明しました。


現在の公的債務は国内総生産(GDP)の18.4%にとどまり、国際的に安全とされる基準(40%)を大きく下回っています。

年月公的債務総額対GDP
2023年3月102億3,000万ドル24.9%
2023年6月107億2000万ドル24.4%
2023年9月107億2000万ドル24.2%
2023年12月112億4000万ドル24.2%
2024年3月110億9000万ドル19%
2024年6月112億7000万ドル19%
2024年9月117億8000万ドル19%
2024年12月120億3,000万ドル19%
2025年3月121億8,000万ドル18.4%



カンボジアの経済成長にとって資金調達は欠かせません。
これらの資金によってカンボジアが発展していくのが楽しみです!!

それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501692624/cambodias-total-public-debt-reaches-12-18-bln-as-of-q1/

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