カンボジアのフン・マネット首相は、年収が2億5000万リエル(約6万ドル)以下の小規模な事業者や労働者について、税金や特許税の支払い、納税申告書の提出が不要であることを明言しました。
首相は12月16日、プノンペン市内で行われた「非公式経済労働者向けデジタル登録プラットフォーム」の立ち上げ式典でこの方針を発表しまし、「年間売上高が2億5000万リエル未満の小規模企業や零細事業者は、税金や特許税を支払う必要がなく、納税申告書も作成しなくてよい。この原則はすでに確立されている」と強調しました。
この免税措置は王国政府の1周年記念で最初に発表されたもので、非公式経済で働く労働者や事業者の経済的負担を軽減し、生活の安定を支援するための政府の取り組みです。
また、フン・マネット首相は、非公式経済労働者の登録は強制ではなく任意かつ無料で行われることを説明しました。
登録することで、政府から公式に認められ、今後の成長や支援のチャンスが広がるとも述べています。
登録が完了すると、労働者には「非公式経済労働者登録証明書」が発行されます。
この証明書は、労働者の職業や事業の存在を証明するものであり、政府機関だけでなく、民間企業との取引にも活用できる公式な書類になるとのことです。
この証明書により、非公式経済労働者の役割や国家経済への貢献が正式に認められることになります。
カンボジアの今後の経済成長にとってはとても大切なことなので登録者が増えることを願います。
しかし、年収が2億5000万リエル(約6万ドル)以下であれば、税金や特許税の支払い、納税申告書の提出が不要というのは本当でしょうかね?
実務との乖離が出てきそうな気がします。
詳しい方がいましたら教えてください!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501609428/pm-hun-manet-informal-economy-workers-earning-below-60k-annually-are-exempt-from-tax/
【カンボジア経済】年収6万ドル以下の非公式経済労働者は税金免除!?
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