カンボジア観光省が発表した報告書によると、カンボジアは2024年の最初の8か月間で429万人の海外からの訪問者を迎え、昨年の同時期の350万人から22.5%増加したとのことです。
観光客到着数ではタイがトップで、ベトナムと中国がそれぞれ2位と3位に続きました。
また、観光客の35.8%は飛行機で到着し、64.2%は陸路と水路で入国したとのことです。
カンボジアのフン・マネット首相は、観光業はカンボジアの社会経済発展に大きく貢献していると述べ、2024年末までに600万人近くの海外観光客を誘致し、2026年までに700万人に達すると予測しているという楽観的な見通しを示しました。
観光客数で見ると2024年は全盛期の2019年の660万人にかなり近づきそうですね。
観光収入がどのくらい戻してくるのかが今年の見どころかと思います。
年 | 外国人観光客数 | 外国人観光客からの収入 |
---|---|---|
2019年 | 約660万人(過去最高) | 約49億1900万ドル |
2020年 | 約130万人 | 約10億2300万ドル |
2021年 | 約20万人 | 約1億8400万ドル |
2022年 | 約227万人 | 約14億1500万ドル |
2023年 | 約545万人 | 約30億4000万ドル |
観光客の多くはタイ人とベトナム人で陸路からの入国が多いということは、ベトナム国境の街バベットとタイ国境の街ポイペトが盛り上がっているのでは?と個人的に感じています。
そろそろ調査に行ってみたいところです。
また、来年に新空港であるテチョ国際空港が稼働予定です。
この空港がカンボジア観光業の長期的な成長に大きく貢献してくれることに期待したいですね!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501567151/cambodia-attracts-4-29-million-international-tourists-in-first-8-months-sees-22-5-growth/