カンボジア国立銀行(NBC)によると、バコン(Bakong)システムを通じた支払い総額は、2022年下半期に前年同期比で2.5倍の約96億ドルになりました。
また、NBCによると米ドルで行われる決済取引はクメールリエルよりも速く上昇しているとのことです。
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NBCのレポートによる取引数と取引額の増加は以下の通りです。
2022年下半期
取引数:前年同期比1.7倍(1,587万トランザクション)
取引額(リエル):前年同期比2.3倍(8.47兆リエル)
取引額(ドル):前年同期比3.5倍(74億5000万ドル)
2022年上半期と比べても大幅に上昇していますね!!
KHQRと呼ばれるバコンシステムを用いたQRコードによる決済はカンボジアで急速に普及しています!!
日本で例えるならペイペイのような感覚です。
しかし、このKHQRは中央銀行デジタル通貨(CBDC)として近隣諸国とのクロスボーダー決済にも使われ始めています!!
実際にはタイでTHQRとの相互運用が実現していて、マレーシアのメイバンクとも送金手段として利用可能になっています。
今後はラオス、ベトナムなどのASEAN諸国との相互運用やその他地域との相互運用も計画されているので注目です!!
紙幣や硬貨のいらない生活は、すぐそこまで来ているかもしれませんね!!
それではまた!!
Bakongについての解説