商務省の報告書によると、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)諸国とのカンボジアの貿易は、2024年第1四半期に83億6000万ドルに達し、前年同期の72億9000万ドルから14.6%増加しました。
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報告書によると、カンボジアのRCEP加盟国との貿易額は、今年1~3月の総貿易額127億ドルのうち65.8%を占めたとのことです。
RCEP加盟国との輸出入別の貿易額と増加率
2023年第1四半期輸出額 | 2024年第1四半期輸出額 | 増加率 |
---|---|---|
約21億4000万ドル | 約26億9000万ドル | 25.7% |
2023年第1四半期輸入額 | 2024年第1四半期輸入額 | 増加率 |
---|---|---|
約51億4000万ドル | 約56億6000万ドル | 10% |
カンボジアのRCEP加盟国内の上位5つの貿易相手国は次の通りです。
- 中国
- ベトナム
- タイ
- 日本
- シンガポール
カンボジア商務省の国務長官兼報道官ペン・ソビチート氏は、RCEPは同国の貿易成長と、より多くの海外直接投資を呼び込むことに貢献していると述べ、保護主義の台頭と世界需要の低迷にもかかわらず、RCEPは地域貿易・投資協力を促進し、すべての加盟国に多大な利益をもたらしたと述べました。
2022年に発効したRCEPは、ASEAN加盟10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)とその貿易相手国5カ国(中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)を含むアジア太平洋15カ国で構成されています。
カンボジアはこの地域内で近年存在感を見せてきているので今後の貿易の発展に期待です!!
それではまた!!