カンボジアを訪れた外国人観光客が大幅に減少しています。2026年1~8月の国際観光客数は約225万人となり、前年同期の約405万人から44.4%減少しました。観光業の低迷が長期化する中、政府は観光需要の回復に向けた取り組みを進めています。
■ 発表の概要
カンボジア観光省によると、2026年1~8月の外国人観光客数は225万人超で、前年同期の405万人から約180万人減少しました。
主要市場でも減少が続いており、中国とベトナムは引き続き大きな市場であるものの、前年同期を下回っています。2026年上半期だけでも外国人観光客は約175万人にとどまり、前年同期比で約48%減少しました。
■ 背景
観光客減少の背景には、世界的な経済環境の悪化や燃料価格の上昇に加え、カンボジアとタイの国境情勢など複数の要因があります。観光省はこうした国内外の環境が観光需要に影響していると説明しています。
一方、国内観光は外国人観光客とは対照的に増加しています。2026年1~5月には約2,000万人の国内旅行者が記録され、前年同期比54%増となりました。外国人観光客の減少を国内旅行が一定程度補う構図となっています。
政府は2026年6月15日から10月15日まで、中国本土・香港・マカオの中国人旅行者を対象に14日間のビザ免除措置を実施するなど、主要市場の回復にも取り組んでいます。
■ 今後の見通し
観光客の大幅な減少は、ホテル、飲食、交通、観光施設など幅広い関連産業に影響する可能性があります。特に外国人観光客への依存度が高い観光地では、需要回復が重要な課題となります。
一方、2025年にはカンボジアが557万人の外国人観光客を受け入れ、観光収入は約38.8億ドルに達していました。今後、主要市場からの旅行需要がどこまで回復するかに加え、国内観光や新たな観光商品の開発によって落ち込みをどこまで補えるかが焦点となります。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/502030873/international-tourist-arrivals-in-cambodia-plummet-nearly-50/




