カンボジアで電気自動車(EV)の普及が加速しています。公共事業運輸省によると、2021年から2026年9月までのEV登録台数は累計1万7,972台となり、1万8,000台に迫りました。特に燃料価格が上昇した2026年春以降、走行コストを抑えられるEVへの関心が高まっています。
■ 発表の概要
公共事業運輸省の統計によると、2021年から2026年9月までに登録されたEVは累計1万7,972台に達しました。車両の登録は2026年3月以降に増加しており、燃料価格の上昇が購入を検討する消費者を後押ししているとされています。
カンボジアでは、電気自動車に加え、電動バイクや電動三輪車の利用も広がっています。EVはガソリンや軽油を使わないため、燃料費の負担を軽減できるほか、走行中に排気ガスを出さないという特徴があります。
■ 背景
EVへの関心が高まった背景には、中東情勢などを受けた国際的な燃料価格の上昇があります。ガソリン車やディーゼル車の維持費が増えるなか、電気を使って走行するEVは、日常の移動にかかる費用を抑える選択肢として注目されています。
また、カンボジア政府は「電気自動車開発国家政策2024~2030」を通じて、EVの普及や充電インフラの整備、関連産業への投資促進を進めています。中国メーカーのBYDやGAC、日本のトヨタなど、複数のメーカーが市場で存在感を示しています。
■ 今後の見通し
今後の普及を左右するのは、車両価格や電気料金に加え、充電設備の利便性、整備・修理体制、中古車としての価値などです。EVの登録台数が増えても、充電場所が限られていれば、長距離移動や地方での利用には不便が残る可能性があります。
政府の政策支援や充電網の拡充が進めば、個人利用だけでなく、タクシーや配送など商用分野でも導入が広がる可能性があります。燃料価格の動向とともに、EVがカンボジアの交通市場にどこまで定着するかが注目されます。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/502043619/cambodias-ev-registrations-near-18000-as-spiking-fuel-prices-drive-adoption/




