カンボジア外務省と国際協力省は報告書で、2021年の国内総生産(GDP)の成長率は3.5%と予測したとクメールタイムズは報じました。
2015年〜2019年のGDP成長率は7%前後をキープしていましたが、2020年の成長率は-3.1%となりました。
今回のこの予想は今後のコロナの影響にかなり左右されるので参考までにという印象ですが、ワクチンの普及も始まっているので2020年を超えることは間違いなさそうですね。
GDP成長の鍵となる産業部門は衣服の輸出の増加により5.9%の成長が見込まれていますが、工場建設等の建設費への投資が少ない状況なのが心配なところです。
今年のカンボジアには以下のような悲観的な意見もあります。
「カンボジアは、パンデミックの封じ込め、EUとのEverything But Arms優先貿易協定の変更の影響、EUとのベトナムの自由貿易協定、労働生産性の低下により、より激しい市場競争に直面するだろう」とGMACは述べた。
引用元:KHMER TIMES
翻訳:Google翻訳
これらの問題に対処するために、生産性の向上、電力、輸送、ロジスティクスに関連するコストの削減、貿易の促進に関しての解決策を外務省と国際協力省は提供しているようです。
産業部門以外では、
サービス部門は4.5%の成長が見込まれていて、運輸・通信部門を中心に3.4%、ホテルとレストランは0.3%、卸売および小売業の貿易サービスが3.2%増加し、農業部門は1.3%増加すると予測されております。
また、インフレ率は国際石油価格の上昇が予想されるため、2020年の2.8%から今年は3.1%へと3年連続で上昇すると予測されています。
今年を乗り越えて、2022年には内需の基盤が出来始めて、2023年にボーダーが完全に解放されてカンボジア経済が急成長を遂げることを願っています!!
それではまた!!