CBREの第2四半期のマーケットビューレポートによると、プノンペンの不動産市場は2021年第1四半期と比較してハイエンド市場価格が-9.12%下落し、一般向け市場価格は-4.87%の下落であったとのことです。
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価格の下落もしかり供給量の減少も懸念されています。
実際に、今年完成を予定されていた17のプロジェクトのうち現時点で完成しているのは5つのみになります。
CBREはこの供給の減少を、ロックダウンの影響、販売率低下、建築資材高騰、などが原因と説明しています。
Realestate.com.khの市場動向によると、販売活動は鈍化したが、不動産への関心は依然として残っているとのことです。
買い手は問い合わせはするものの、経済の不確実性のため「様子見」のスタンスを取っています。
これにより、多くのエージェントや開発業社は、支払い条件を調整したり、割引をして購入者を駆り立ててできるだけ早く取引を成立させるよう努力をしているようです。
クメールタイムズが、プノンペンのコンドミニアムの市場価格の中央値を発表していたので共有します。
中央値なので平均値ではありません。ご注意ください!!
ちなみに、プノンペンの賃貸価格に関しましては、COVID-19以前の数値を30%下回っています。
これからのカンボジア不動産市場は注意深く見ていく必要がありそうですね。
それではまた!!