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【カンボジア不動産】二極化が加速!?コンドミニアム市場の未来は未だ不透明のまま

カンボジア
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大手不動産コンサルタント会社であるCBREカンボジアは、クメール正月の前に2021年第1四半期の市場レポートを発表しました。

Condominium market’s future uncertain with new lockdowns
Phnom Penh may see a slowdown in property market activity as inter-district travel becomes more restricted. Supplied The...



レポートによると、コンドミニアム販売市場はハイエンドが4.8%の上昇、ローエンドが3.5%の上昇を示し、ミドルレンジがはわずかに0.4%下落したとのことです。


この数字から見られることは2点で、
・2021年の不動産市場は二極化に向かっている
・各方面からの前向きな経済予測により不動産の期待値が若干上がっている


こんなところだと思います。
コンドミニアムの販売市場が上場しているとはいえ、2020年の間に見られた販売市場の下落を補うにはまだまだ長い道のりであると言えると思います。


また、第二四半期はこの度のロックダウンの影響を受けることから、どのカテゴリーも下落が予想されますね…


個人的に懸念しているのは、コロナ以前には堅調に推移していたミドルレンジ市場の下落が続いていることですね。
中流階級が増えてきて、住宅ローンの整備も進み、これから不動産市場全体が活性化するぞ!!というタイミングでしたが、振り出しに戻った感が否めませんね。


ミドルレンジ物件のターゲット顧客がローエンド向けの物件に流れ、ハイエンド物件に関しては価格の下落とキャピタルゲイン税の導入前というタイミングが合間って若干動いているといった感じでしょうか。


幸いなことにワクチン接種が割と進んでいるようなので、アフターワクチンの世界は日本よりは早く見られそうですね!!
その時の不動産市場の動きが楽しみです。


それではまた!!

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