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【カンボジア経済】AMROによるカンボジアの2024年と2025年の経済成長予測

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ASEAN+3マクロ経済研究事務所(AMRO)が発表した2024年カンボジア年次協議報告書によると、カンボジアの経済は2024年に5.6%、2025年に5.9%成長すると予測されています。
回復の勢いは、衣料品部門の回復と非衣料品製造部門の持続的な成長によって推進されているとのことです。


一方で、銀行部門の資産の質の低下や不動産部門の潜在的な弱体化など、外部の短期的リスクと国内の脆弱性に直面しているとして、政策余地を再構築し、金融安定リスクを軽減し、不動産部門の監督を強化することが、パンデミック後の経済成長の鍵となるとされています。


経済動向

カンボジア経済は2023年に5.0%の成長を遂げ、観光業や非衣料品製造業が回復を牽引しました。2024年・2025年には観光業や衣料品輸出の回復、外国直接投資の支えによって成長が続く見込みです。インフレ率は2023年に2.1%まで下がり、2024年には2.2%、2025年には2.3%に回復すると予測されています。

リスク・脆弱性

カンボジア経済は、中国や欧米の成長鈍化や貿易政策の変化など、外的要因に非常に影響を受けやすいです。国内では銀行部門が不良債権の増加に直面し、不動産部門の弱体化が信用リスクを高める可能性があります。パンデミック以前の水準まで回復するのに苦労する可能性があります。

政策提言

政府は財政を健全化し、支出効率を高めるべきです。税制優遇の合理化や歳入拡大が必要です。金融安定性を保つためには、資本バッファーの完全実施や預金保険制度と銀行破綻および危機管理枠組みの開発は、金融安定性を強化するために不可欠です。不動産セクターの監督強化やシャドーバンキングの監視も重要です。長期的には、教育やインフラの改善を通じて国の成長力を高めることが課題です。
※資本バッファー:国際的に業務を展開する銀行が最低限保有すべき自己資本に加えて、必要とされる上乗せ分の資本の水準。将来の経済危機などの非常時に備え、取り崩しが可能な資本を一律に積み上げておくことが規定されている。



順調に経済成長はしていますが、課題は多く残っていますね。
東南アジア諸国も同様の課題を持ち合わせていると思いますが、地域全体が着実に回復に向かっていくことを期待します!!


それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501554137/cambodia-accelerates-business-15-reforms-in-post-covid-era-amro-says

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