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【カンボジア経済】金はカンボジアを豊かにするのか?鉱業の現状と課題

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近年、カンボジアの金採掘事業が大きく発展し、政府は鉱石料金として9千万ドル近くを徴収しており、この分野の成長が注目されています。


カンボジアでの金の採掘事業は、特にオーストラリアのエメラルド・リソーシズNLの子会社、ルネッサンス・ミネラルズ(カンボジア)社が先頭を走っています。
同社はモンドルキリ州のオクバウ・ゴールド・プロジェクトを運営し、2021年に最初の金を生産しました。
これまでに約13,720キログラムの金を精錬し、月に300~400キログラムの採掘が可能です。


カンボジア国内ではモンドルキリ州のほか、クラティエ州、コンポントム州、トボンクムム州などでも金の採掘が期待されています。
現在、約20~30社が金採掘に投資していますが、実際に成果を上げているのは7社のみです。


オクバウ・ゴールド・プロジェクトは昨年、114,000オンスの金を生産しました。
カンボジアには金の精錬所がないため、採掘された金は海外に輸出され、純度99.99%の金に加工されます。


このプロジェクトは2006年に開始され、10年の探査・開発期間を経て2016年にエメラルド・リソーシズがルネッサンス・ミネラルズ・カンボジアと合併。
2017年に環境ライセンス、2018年に産業採掘ライセンスを取得し、2020年に建設を開始、2021年に金の採掘を達成しました。


同社は、今後8年間で年間3トン以上の金を生産する計画です。
また、トボンクムム州メモット地区で3年間の探査許可を取得し、新たな鉱区の調査も進めています。


雇用面でも貢献しており、約700人のカンボジア人を雇用。
建設現場では60人の女性が働き、全体の90%がカンボジア人です。
また、地質学や鉱山工学を学んだ37人の大学生を技術職に採用するなど、人材育成にも力を入れています。


金の採掘は、まず地質調査を行い、金の含有量を分析、発破を行って採掘し、サンプルを研究所で検査するという流れで進められます。
安全対策や環境保護も重視され、当局は違法採掘の取り締まりを強化しています。


カンボジアの金採掘業は経済成長に貢献すると期待されていますが、インフラの未整備や輸送・処理の課題も指摘されています。フン・セン前首相(現上院議長)は金採掘の拡大に期待を寄せる一方で、この産業がリスクを伴うビジネスであることも警告しています。


このような発展途上国での採掘系の事業は、外資企業が儲かり、資源保有国はあまり潤わないという構図が良く見られますが、カンボジアでもそのような事態にならないことを祈りたいですね。
現時点では、雇用を生み出し、政府も9千万ドル近く徴収しているとのことなので、今後の動向を記事で追っていこうと思います。


それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501640310/booming-gold-mining-sector-yields-nearly-90-million-in-mineral-fees/

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