カンボジア開発評議会(CDC)はニュースリリースで、カンボジアは2023年に49億2000万ドルの固定資産投資を呼び込み、前年の40億3000万ドルから22%増加したと発表しました。
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カンボジアは昨年、主に製造業、インフラ、農業と農産業、観光の分野の268件の投資プロジェクトを承認しており、これにより約30万7,000人の雇用が創出される可能性があるとのことです。
また、外国投資家のトップ3は次のようになります。
1位:中国
2位:シンガポール
3位:マレーシア
中国からの投資が総投資の66%を占めているとのことです。
依然として中国が強いですが、シンガポールやマレーシアが伸びて来ているのは注目ですね。
カンボジア商務省の国務長官兼報道官ペン・ソヴィチート氏は、①東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定、②カンボジア・中国自由貿易協定、③税制優遇措置と最長9年間の免税措置を提供する新投資法の導入が同国への海外直接投資流入を呼び込む重要な要素であると述べました。
また、同氏は一帯一路構想(BRI)も、より多くの中国人投資家をカンボジアに呼び込む上で重要な要素であると付け加えました。
中国経済の停滞、低下が気になるこの頃ですが、投資の流入はこれからも変わらずかと思います。
一方で、中国からの観光客の減少は来年以降に影響してくると思うので、注視していきたいです。
それではまた!!