カンボジアで建設中のテチョ国際空港(TIA)の開業が、当初予定されていた来年上半期から2025年7月に延期されることが発表されました。この変更は、国家民間航空事務局担当大臣のマオ・ハヴァナル氏が現地を視察した際に公表されました。
現在、15億ドルを投じた空港建設は92%が完了しており、残りの工事は2025年3月までに終わる見込みです。
その後、人材育成や航空認証の取得を進め、7月までの正式運用開始を目指すとのことです。
テチョ国際空港は、カンボジア政府と海外カンボジア投資公社(OCIC)の合弁会社「カンボジア空港投資株式会社(CAIC)」が進めるプロジェクトで、首都プノンペンの南約20kmに位置し、広大な敷地(2,600ヘクタール)をカバーしています。
空港は大型機の運航にも対応しており、観光業や経済成長への大きな貢献が期待されています。
カンボジア国内には現在、3つの主要国際空港(プノンペン国際空港、シハヌーク国際空港、シェムリアップ・アンコール国際空港)があり、2024年1月から10月の間に約470万人の航空旅客を受け入れました。
この数字は前年同期比で約21%増加しており、観光業が回復基調にあることを示しています。
プノンペン新国際空港であるテチョ国際空港の完成により、カンボジアの航空インフラがさらに強化され、より多くの国際便が運航される見通しです!!
各国からの直行便も増えてきていて、将来的にはハブ空港としての役割を果たしてくれることに期待ですね!!
また、カンボジア南西部ココン州に新設されたダラサコール国際空港は12月中に国内チャーター便の運航を開始する予定であると言われています。
同空港は中期的には年間700万人の乗客を処理でき、長期的には2030年から2050年にかけて処理能力が2000万人に増加するとのことですので、こちらの稼働にも期待ですね!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501610496/tia-schedules-to-launch-operations-in-july-2025/
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501611788/dara-sakor-airport-in-sw-cambodia-to-begin-operation-for-domestic-charter-flights/
【カンボジア経済】テチョ国際空港は2025年7月に運航を開始へ
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