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【カンボジア経済】タイヤ輸出が前年比76%増!!タイヤ製造の新拠点として注目されるカンボジア

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2025年の最初の4か月間、カンボジアからの自動車用タイヤの輸出が大幅に増加しました。
関税物品税総局の報告によると、1月から4月の間に輸出額は約4億3,700万ドルに達し、前年同期の約2億4,800万ドルから76%もの増加を記録しました。


この成長の背景には、タイヤメーカーによるカンボジアへの投資と生産拠点の拡大があります。
商務省の報道官ペン・ソビッチート氏は、この急成長は政府の輸出促進政策の成果であり、カンボジアの輸出品目が多様化している証拠だと述べています。
政府は投資家の誘致のためにビジネス手続きを簡素化し、国際市場へのアクセスを広げる取り組みを進めています。


カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭も、輸出増加の理由として外国企業のタイヤ工場設立を挙げており、これは農業部門、特にゴム産業にも良い影響を与えていると語りました。
現在、国内では6つのタイヤ製造プロジェクトが稼働中で、その多くが経済特別区に設置されています。


特に注目すべきは、2025年1月に中国の「Wanli Tire」が5億ドルを投資して、スバイリエン州バベット町のSINバベット経済特別区に6番目となるタイヤ工場の建設を開始したことです。
この工場は約32ヘクタールの敷地に建設され、1,000人以上の雇用創出が見込まれています。


また、カンボジアはタイヤ製造に必要なゴムの生産国としても重要な役割を果たしており、主に輸出や国内工場向けに高品質なゴムを生産しています。
2024年末時点で、国内のゴム栽培面積は42万ヘクタールを超え、そのうち約33万ヘクタール(約77%)が実際に収穫されています。


さらに、ゴムおよびゴム製品の輸出総額も7億5,400万ドル以上に達し、前年同期の4億9,700万ドルから51.8%の増加となりました。
これらの動きは、カンボジアが製造業や農業の分野で国際市場への存在感を強めていることを示しています。


カンボジアでゴム栽培を栽培しタイヤを製造して輸出するというのはとてもいい循環ですね!!
原材料を自国で手に入れられる輸出品の拡大にはこれからも期待したいです!!
それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501699509/car-tyre-exports-surge-by-76-percent/#google_vignette

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