カンボジア観光省の最新報告によると、2025年7月の観光動向は大きく変化しました。
特に目立つのは、タイからの観光客の減少です。
昨年7月は約19万人が訪れていましたが、今年はわずか1万8,000人と、90%以上も減少しました。その背景には、国境紛争や封鎖など、政治的緊張が直接影響しています。
観光業がいかに国際情勢に左右されやすいかを改めて感じました。
一方で、中国からの観光客が大幅に増え、10万人以上となり、最大の市場となりました。
アンコール遺跡のチケット販売でも中国人観光客がトップで、観光業を力強く支えています。
ベトナムは9万5,000人で第2位を維持したものの、前年比で減少しています。
韓国やインドネシアからの観光客も落ち込んでおり、全体の国際観光客数は約35万人と前年比40%近く減りました。
国・地域 | 観光客数 | 前年比 |
---|---|---|
中国 | 約100,000人 | +35% |
ベトナム | 約95,000人 | -19% |
タイ | 約18,000人 | -90.5% |
こうした中でカンボジアは、「カンボジア・中国観光年2025」を打ち出し、文化交流を強化しています。
音楽祭や料理イベント、武術デモンストレーションなど、多彩な取り組みで中国人観光客をさらに呼び込もうとしています。
また、インド市場も今後注目です。
コルカタからの直行便が就航したことで、アンコール遺跡がインド人にとってぐっと身近になりました。
さらに「グリーンシーズン」を利用して、静かな旅を好むイスラム教徒観光客も狙っています。
単一市場への依存を避け、多様な国から観光客を呼び込もうとする姿勢は、持続可能な観光の成長につながるはずです!!
カンボジアにとって観光業は経済に直結する大事な柱です。
今回の変化を見ると、リスクを分散しながら柔軟に対応することがいかに重要かがよくわかります。
外国人観光客数750万人という今年の目標は達成が難しいと思いますが、新空港の開港によって外国人観光客が多様化していくことに期待です。
それではまた!!
参考記事:https://www.phnompenhpost.com/national/chinese-arrivals-surge-in-july-as-thai-visitor-numbers-plummet