カンボジア政府は、2026年6月15日から10月15日まで、中国人に対するビザ免除制度を試験的に導入します。
フオット・ハック観光大臣がシェムリアップでの観光音楽祭で発表したもので、中国国民は事前申請や手数料なしで入国でき、到着時の電子カード記入だけで最大14日間滞在できます。
この制度は、カンボジア・中国国交樹立67周年と「カンボジア・中国観光年2025」を記念した取り組みの一環で、観光客増加と投資促進を狙った重要施策とされています。
政府は観光を主要産業として位置づけ、文化観光やスマートツーリズムの強化、サービス品質の向上、投資環境整備を進めています。
ハック大臣は、中国が最大級の潜在的観光市場であり、今回の措置が両国関係をさらに深め、観光回復の大きな後押しになると述べました。
専門家からも評価の声が上がっており、王立アカデミーのスン・サム氏は、ビザ免除が心理的障壁を下げ、地域経済に大きな利益をもたらすと指摘。
また、今後は米国や日本など他国へのビザ免除拡大も検討すべきだと提案しています。
2025年1月〜10月の統計では、中国人観光客が約100万人と前年比44.6%増え、ベトナムに次ぐ第2位の訪問国となっています。
カンボジアはインフラ整備やデジタル観光の推進を進めており、2026年が観光再活性化の大きな転機になると期待されています。
この中国人むけのビザ免除の試験導入の結果が良ければ、日本人への免除拡大の可能性もありそうですね!!
カンボジア経済の回復のためにも、観光業には期待していきたいです!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501803750/cambodia-counts-on-visa-free-scheme-to-boost-chinese-tourism/
【カンボジア経済】2026年に中国人向けビザ免除を試験導入へ、将来的には日本にも免除拡大か?
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