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【カンボジア経済】AMROが2026年成長率を3.9%に下方修正

解説記事
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ASEAN+3マクロ経済研究所(AMRO)は10月5日、カンボジアの2026年実質GDP成長率予測を3.9%へ引き下げました。7月時点の4.2%から0.3ポイントの下方修正です。観光や不動産などサービス分野の回復が鈍いことに加え、エルニーニョによる農業への影響が経済の下振れリスクになるとしています。

■ 発表の概要

AMROが10月に公表した「ASEAN+3地域経済見通し」では、カンボジアの2026年成長率を3.9%と予測しました。一方、2027年の成長率予測は4.9%で据え置いています。

2026年のインフレ率については4.9%とし、7月予測の5.1%から引き下げました。2027年は3.0%と予測しています。

■ 背景

AMROによると、カンボジアでは製造業輸出が比較的好調に推移しています。2026年1~8月には非縫製品の輸出が前年同期比37.3%増加し、縫製品輸出も6.7%増加しました。一方、観光や不動産を中心とするサービス部門の回復は鈍く、これが成長率予測の引き下げにつながりました。

さらに、エルニーニョが2026年末にかけて強まる可能性があり、農業生産や農村所得、食品価格などへの影響が懸念されています。農業はカンボジアのGDPの16.1%、雇用の33.4%を占めるため、異常気象の影響を受けやすい経済構造となっています。

■ 今後の見通し

AMROは、エルニーニョによる影響は実際の気象条件に加え、灌漑設備、水資源、食料備蓄、輸入体制などによって変わると指摘しています。カンボジアのコメ備蓄は約3.1カ月分とされています。

一方、製造業輸出は成長を支える要因となっており、AMROは国内での付加価値を高めるため、インフラ整備や国内企業との連携強化などの構造改革が重要としています。2027年は4.9%の成長を見込んでおり、サービス部門の回復や農業への気候リスクが今後の経済動向を左右しそうです。

それではまた!!

※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/502036061/amro-trims-cambodias-growth-to-3-9-citing-el-nino-risks/

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